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鳴しろ信者である管理人の萌え吐き出し場&問わず語り。
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前の前の記事、リンク見ただけじゃ何のことやらになってましたね。
『からくり』がとある劇団にて舞台上演予定に、という話でした。
もうちょっとしたらまたHP上でアナウンスがかかるかしらね。


昨日、人間ドッグに行ってきました。
ネタとしか思えないくらい、ストレス性所見だらけでした(苦笑)。十二指腸潰瘍もひそかにやっていたらしいです。お腹痛かったもの…穴が開いてても不思議ではない。
というか私、ストレス耐性ないなあ。


帰りに本屋に寄ったら見つけたので買いました。







浦沢直樹版 『泣いた赤鬼』


読んだ感じ、今まで出版されているものと比べて文章が増えてるように思いました。既存版が手元にないので比較ができないのですが、鬼たちの家の周りの描写とか、赤鬼の家の中の描写とか、鬼たちの殴り合いの描写とか、書き足されている気がします。
が、それは決して蛇足でも邪魔でもなく、よりリアリティが生まれている印象。
通常、絵本は内容に沿った一枚の絵の見開き、がデフォですが、この本は挿絵を描いているのが漫画家らしく、コマ割りをしないものの、1ページに何場面もの挿絵が描かれています。
最初から最後まで、ああ、浦沢直樹だなあ…って感じ(笑)。いい意味でね。やっぱり画力があるから、表情だけで登場人物が語ります。
ラスト、赤鬼が泣いている見開きには泣けてきました。


で。
この本、小学館から発行されてるのですよね……ふう。


浦沢直樹の『泣いた赤鬼』、若干加筆があると受け取られる分、このブログ的には【改変】されてると見ていいのでしょうか。でもだからといって肝心の物語の筋が変わっているわけでもないし、登場人物に新たな設定が加えられたわけでもないし、今回加筆された分は漫画として例えれば、これまで登場人物しか描かれてなかった作品に風景やモブを書き足したようなものです。
大事なのはこの本から、作者に対するリスペクトやオマージュといったものがひしひしと伝わってくる点です。大事に大事に、赤鬼や青鬼を描いたんだろうなあ、と読んでて思うのです。
浦沢先生も『泣いた赤鬼』という本が好きで、子どもたちにも読んでもらいたくて、その子どもたちが大人になって自分の子どもにいい作品を読ませたい時に『泣いた赤鬼』を思い出してくれれば、その一端を担えれば、そんな気持ちなのでしょう。


それを踏まえてしまうとね。
『月光条例』に管理権者の許可が下りなかったっていうのは…自明の理としか。
登場人物の生き方に文句つけたり、その中で主人公マンセーをぶちかましてみたり、結果違うラストになってたり、そこには同じ物語を創作する先人に対する想いがない。キャラクターをモチーフとして借りてくるだけなら何の問題もないのです。作品自体を弄くるから(そしてその藤田的解釈を加味された改変後のおとぎばなしに首を捻る読者が多いから)、しっくりしない。
月光の正体は青鬼、だったかもなので、これまでみたいに改悪することはなかったにせよ、管理権者にしてみれば登場人物に余計な【色】はつけて欲しくないでしょうから。


赤鬼はどんな風に泣いたのでしょうね。
私は…男泣き、声を上げずに滂沱する、嗚咽を漏らす、こんな感じかな。
物語には「しくしくと」とある。
月光は大きな泣き声を聞いてたかと記憶してます、確か。「おおおおん」って泣哭するみたいな。
男が泣く事は悪いことじゃない、鳴海や潮の泣き方は好き。「助かってくれてありがとう」と子どもたちを抱きしめて大泣きする鳴海だって、わんわん声を上げて泣いたわけじゃない。
声を上げて泣く赤鬼は少年漫画的味付けですね。
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