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鳴しろ信者である管理人の萌え吐き出し場&問わず語り。
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過去記事にあった考察。
『仲間』とは一体何か?





シャトルを急襲する自動人形の大群に向かって鳴海が叫びますよね。
「このシャトルはな、たくさんの仲間が命がけで運んで来たんだ!!」
とても空しく感じるのは何故でしょう?



それは仲町サーカスにて8ヶ月もアルバイトをしていたのにも関わらず、鳴海と仲町の面々(特にノリとヒロ)との関係がとてつもなく希薄だからです。もしか したら鳴海は仲町サーカスの皆を仲間だと思っていたのかもしれません。だけど、どう考えても仲町サーカス側はそうは見えないんですよ。
仲町サーカス、と一まとめにしてますが、この際、鳴海との関係が希薄なのが気になるのはノリとヒロ、このふたりだと宣言しておきましょう。



まず、法安。彼は笑っちゃうくらい普通に鳴海と接していたと思います。自分自身が気難し屋キャラですし、何より老人ですから鳴海の仏頂面なんてどうってこ とないです。それから涼子も論外、子どもには鳴海のガードは下がります。涼子の方で「怖そうな人」と敬遠していたかもですが、バスジャックの一件から見る 目は変わったと思います。
リーゼは微妙・・・。多分、リーゼから寄っていくことはないでしょうし、鳴海もか弱い女の子相手に牙剥くこともないので衝突もなかったでしょう。
三牛親子はヘタレなので物の数に入りません。
仲町は団長、ということで鳴海も礼儀を見せていますし、仲町は酸いも甘いも噛み分けて人生経験豊富ですから鳴海のことは物言わずとも認めている描写もあります。
ヴィルマは「しろがねの惚れた男」ということで茶々を入れますが、殺し屋は伊達でなくローエンシュタインでの会話からも対等に接していて鳴海もそれに異論はなさそうです。


問題はノリとヒロ。
仲町最古参のこの2人は年齢も近く、「しろがねを愛している」ということでも、勝のいい兄ちゃんというポジでも鳴海と同列になります。この2人の鳴海への接し方、働きかけ次第だったと思うのです。
で、多分(というよりも黒賀村ばかりで同時期の仲町サーカスのエピがまるでないので)、2人の鳴海への態度は硬化したままだったのではないか、と思われます。バスジャックを境に「鳴海は悪いヤツじゃない」という認識は生まれたのですが、だからそれが彼らの言動の変化に繋がるか、といえばそうではない。
基本的に彼らはしろがねの味方ですから、鳴海がしろがねに辛く当たる以上、倍返しで鳴海に冷たくしたのではないですかね?しろがねが鳴海を想っているのも面白くないですし。ジェラシーはさんで色々あったんじゃないですか?


8ヶ月も一緒に寝起きしているのに、「鳴海」ではなく「新入り」。鳴海の放つ空気も悪いけれど、仲町も放置したまま。ストーリー上の都合、なのは分かりま すけど誰も「このサーカスには勝ってのがいる」って鳴海に教えない(普通、自己紹介ってものがあるでしょうに)。黒賀に行ったときには、勝に「鳴海って新 入りが入った」とも言わない(しろがねが根回しした、というのならそういう描写は必要)。
ここのところは不自然極まりないですね。「鳴海と勝を再会させない」という神の意思が【現実的にありえることを行わない】で話を進めているわけです。だったら鳴海のバイト期間をもっと短くしてもらいたかったですよ。そうすれば「仲間意識」が希薄でも何ら問題がありません。


で、です。
黒賀村の合間に鳴海in仲町サーカスのエピを挿入していてくれていれば、ぎこちない中にも仲間意識が芽生えているんだな、なんて読者が思えたかもしれない ですが、それはなし。いきなり仲間、って言われてもしっくりこない。このままエンドになられても鳴海は仲町サーカスとしこりが残りそう。
それじゃ、鳴海があんまり可哀想ですよ。自分の実家とダンナが不仲ではしろがねも不幸です。
鳴海がしろがねに冷たくしてそれにムカついたノリヒロが鳴海をボコるシーンがありますが、それだって本当は「どうして鳴海がしろがねに辛く当たるのか」の 事情を知ろうとしたっていいんじゃないの?どちらか片方の言い分しか鑑みないでそれはないんじゃないの?って思うんです。まあ、訊ねたところで鳴海もしろがねも理由は教えないでしょうが、それでも「知ろうとする姿勢」がないから仲町サーカス側は悪く言われちゃうんですよね。





今なら知っている。
作者は鳴海サイドの話を書く気がまるでなかったということを。
『仲間』、そんな言葉を出したわりには原作終了後、仲町サーカスは勝や鳴海の帰る場所・集う場所ではないのだということを…。
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