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鳴しろ信者である管理人の萌え吐き出し場&問わず語り。
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どうしても4時前後に目が覚める私。
体内時計が本当に農家の人になっている。
このまま起き続けると昼間に眠たくってしょうがないんだけどなぁ・・・。
もう少し起床時間を明け方に1~2時間、ずらしてくれないかなぁ、私のカラダよ。
睡眠時間がほぼぴったり6時間です。



ボーっと起きててもアレなんでレビューでも書こうっと。





「だから・・・ね・・・一人はいやだよね・・・」
(第1巻 勝 第3幕 【プルチネルラとの戦い】 才賀勝)





強い使命感故に勝を自分だけで守ろうとするしろがねに対して勝がかけた言葉。
自分が人形だと信じるしろがねは正二の「勝を守ることで人間になれる」という言葉だけが全てであり、自分が人間になるための『何か』を見失わないために勝を意固地なくらいにひとりで守ろうとする。この回のしろがねのセリフの殆どは「私が一人で守る」です。鳴海の手は借りない、勝は何が何でも自分一人で守り抜き、そしてその先にある答えを見つけたい。
「どうしたら人間になれるのか」。




これまでもずっと一人でやってきた。他人の力など借りない。



けれど結果は阿紫花の計略勝ち。殺し屋の言葉を真に受けて1対1のサシで勝負するなんてしろがねは素直です。
こんな戦い方をするしろがねは実は勝と出会ってからの戦いが初めての戦いなのではないのか、という印象持ってしまうくらいです。



後の後付けによってしろがねは勝と出会う何十年前から自動人形を破壊する旅をしていた、ということになりました。けれど、この時点ではその設定は下敷きになっていない。
『からくりの君』で鳶加当がいなければ操者である自分自身は守れないものの、蘭菊がいきなり巧みな人形操りをしてみせたのと似ています。蘭菊だって鳶加当に出会うまで実戦自体は経験したことはなかったのではないか、って思うんです。
こんな駆け引き下手で何十年もよく生き残れたなエレ、って感じなんですよ。阿紫花の口先三寸に惑わされるなんてね。仮に虚偽は言えないにしても小賢しい、または卑怯な自動人形は幾らでもいたはずだし。






初期の勝は今見返すとすごく新鮮(笑)。いくらなんでも強くなりすぎだよね、絶対・・・。




Hぃので意外と好きなコマ。阿紫花の手つきが慣れてていい。
少年誌じゃなければ「このまま」ってことはまずないくらいのいい女なんですが。





しろがねは人形繰りの腕とそのマリオネットは最強、でもそういう世間知らずな危うさがある。だから鳴海が張ったりと腕っ節でカバーする。
鳴海は中国拳法の腕は一流、でもその気性の真っ直ぐさが時に命取り、策士というタイプでもない。だからしろがねが鳴海のブレーキの役目をする。
そうして背中を預け、命を預け、心を預けられる唯一無二のパートナーになる。
いいコンビだと思うよ、それこそもったいないくらいにね・・・(涙)。



 
頼れる男は二階の先生を助けに行った後、室内にいる勝よりもわざわざ玄関を回って、どうしてか庭にいるしろがねを先に救出(笑)。
そうか、それが無意識の愛ってモノなのかも!



で、鳴海の活躍でチンピラを追い払った後に
「すみません…お坊ちゃま……一人では………勝てませんでした…」
と詫びるしろがねに(それに一言言ってやろうとする鳴海を押さえて)勝が言うわけです。



「一人なんだって思えば思うほど…自分がかわいそうに思えちゃうの………ぼく一人だけが……しろがねが一人でやるって言えば言うほど、ぼくはさびしかったんだ……しろがねが、『私はひとりぼっちだ…かわいそうだ』って言ってるみたいで…ぼくをどんどん忘れていってるように思えたから…だから・・・ね・・・一人はいやだよね・・・」



しろがねは勝の指摘するように「私はひとりぼっちだ…かわいそうだ」、そう思っていたのでしょう。だから勝の訴えが心に響いた。
これまで一人で生きてきた、彼女は誰かに頼って生きることなどしたことがない、知らない。でもそんな自分を「かわいそうだ」と思っている。本当は誰かに傍にいて欲しかった。勝はそんなしろがねの心が分かったのです。



「一人はいやだよね」



勝の初めての感情の吐露です。
ひとりでダメでも、ふたりなら、あるいは三人なら。そんな風に受け取れます。




味方のいない少年、人形繰りだけをしてきた女、ゾナハ病に苦しむ男。
実は皆ひとりぼっち。



しかし、後に成長した勝が選択することはどれもこれも「一人で解決する」道です。グリポン君がいるので厳密には一人じゃないんですけれどね。でも、ひとりで黒賀に赴き、ひとりでしろがねを守ろうとし、単身モンサンミシェルに向かい、ひとりで宇宙に旅立ちラスボスと対決し、ラストもピン。



「一人はいやだよね」



そんな涙の訴えをした彼はどこにもいません。
確かに勝は泣いてばかりだった過去の自分を消したかったのかもしれません。鳴海のように弱い者のために単身飛び込んでいく男になりたかったのかもしれません。時に少年は一人で頑張ることは必要です。でも何もかもを一人で頑張りすぎですよ。
鳴海はサハラ以後、それまで自分が関わった全ての業を一人で背負い込んでしまった。勝はそんな鳴海以上に単独行動なんです。



だからせめて最終戦くらいは「一人はいやだよね」と三人で力を合わせる姿を見たかったです。それが彼らのスタート地点なのですから。
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