忍者ブログ
鳴しろ信者である管理人の萌え吐き出し場&問わず語り。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

前のブログの時にはここに菅野さんの読みきりの宣伝が入ってました(笑)。
ちなみに『鮮血夢想』。菅野さんの短編集、出てくれないかなぁ・・・。







「本当に、ダメな男!」
(第1巻 勝 第4幕 【鳴海乱心】 しろがね)





鳴海としろがね、っていうとどうしてもこういった感じの夫婦漫才的掛け合いが好きだったり理想だったりするんですよね・・・。すごく自然なんだよね。「うわーかっわいくねー女!」、「うるさい、このおせっかい!」みたいなこのノリ。鳴海は口でしろがねに勝てない、しろがねは実はツンデレ、でも本当のところは両想い、通常はどっちもツンなんだけれど、時々どっちもデレ。
もーベタ展開でも何でもかまわないから、そんなふたりをもっと見たかった・・・!



「本当に、ダメな男!」
腰に両手を当てて、仁王立ちして、でっかい瞳で目尻も眉尻も上げちゃって可愛いったらしろがね・・・。鳴海は他にも
「Sot!(バカ)」(踵落し付き)
「あなたの首の上にあるものは何だ!?帽子をのせる台か!?」
と罵倒されてます。
「だってよ…」
「だってじゃすまない。」
「だってよ~~~」
「口とがらせたってだめだっ!!」
のやり取りもホホエマシイ・・・。
勝がしろがねを「おねえちゃん」って呼んでいるのが初々しい。
それにしてもしろがね、鳴海に対してだけは遠慮なし。




こんなんで笑いを取ろうとする男に惚れろってのが・・・無理でしょ(苦笑)。
果たして原作終了後の鳴海はしろがねの前でこんな顔ができるのだろうか?



小さい頃から鳴海を知っているような菅野先生も鳴海のじいさんの苦しみを分かった上で、「私は鳴海のでは絶対に笑えない」っていう自信があるから笑う役を勝としろがねに押し付けているわけで・・・本当に鳴海が生きて延びていることが不思議だよ・・・。




鳴海の必死&精一杯。
 


でも、この鳴海が笑いを取るのが下手なのはゾナハ病によって常に死と隣り合わせであるために相手の心理を掘り下げる余力がないからなんです。ゾナハを克服した鳴海はローエンシュタインでもイリノイでも笑いと取ることができています。大病を患う人間は総じて気難しいものですから仕方ないですよね。
「いやです、こんな男と息が合うだなんて…」
そりゃご尤もでございます。



初登場時の鳴海はインパクトはあるけれど暑苦しい病気持ちのマッチョでしかありません。要はこの時点のしろがねは鳴海に一目惚れをしてないわけです。でも、鳴海は既にしろがねを「愛している」ことになっている。何でもかんでもセリフで説明する必要はないし、『からくりサーカス』に関しては幾らでも脳内補完でも幕間話捏造でもできる私ではありますが、この点について又は鳴海の心理描写についてはもっともっと説明が必要だったと思います。鳴海自身が43巻を振り返ってみて「実は一目惚れでよー、でも何だか照れくさかったし、しろがねはケンカ腰だしで思わずツンツンしちまったんだよな。オレも鈍いから自分の気持ちに気づくこともできなかったんだ」とでも言ってくれりゃあ。
きっとこのふたりはこの先、友達以上恋人未満のもどかしい関係に発展するんだろうな、ってニオイはプンプンしているのですから・・・でも、藤田先生はもどかしい気持ちの駆け引きをするような恋愛は描けないのでしょうね。



女心に鈍い主人公とやたらと惚れ率の高い女性キャラのラブゲと言われてしまうモノ(潮・勝・鳴海)、
想いが通じ合うまでドラマティックだけれど短期決戦型のモノ(銀フラ・正二アンジェ)、
「相手の幸せを願い身を引く男」と言うと聞こえはいいけれど結局は片思いで恋愛の駆け引きなしのモノ(勝→しろがね、ヲルター→マーガレット)、
偏執愛(金→フラン系、顔無し→一部勝)、
は文句なしなんですけれどね。正統派の年頃の男女の恋愛には手を出してないですもの(『月光条例』でオーソドックスな恋愛が描かれるなら話は別。だけどどうだろう?)。



鳴海としろがね?
作中でこのふたりの「恋愛」は描かれてませんから。



話を戻しまして。勝も
「やっぱり一人より二人の方がいいよ。」
と言い、ふたりがいいコンビになれることを示唆しています。
これは勝を一人で守り抜こうとするしろがね、「この病気はオレ一人でねじふせるんだ。」と言う鳴海、このふたりの意固地な『ひとりで』の姿勢に対する勝なりの正しい答えであり、作者の今後の物語の方向性を表すものです。
勝を鳴海とふたりで守っていくことで、しろがねは人間になることの意味を知る。
潰れかけたサーカスの再生に鳴海としろがねが組んだ番組を展開し、他人を笑顔にすることで鳴海はゾナハ病を克服していく。
そんな物語が用意されていたのかな、なんて想像します。




この三人の関係ってすごくいいと思うけどな。



しろがねと鳴海の組んだ番組を考えてみるとコミックショーもきっと面白いのでしょうが、私的にはふたりのコントーションが見たいなーって思うのです。
しろがねが軟体なのはもちろん、鳴海だって身体は常人離れして柔らかいですよ。「長椅子くぐり」をする鳴海ははぞくっとします。女性美と男性美を際立たせたふたりの軟体芸なんて見物ですよ。
私は大昔にジークフリード&ロイのマジック・サーカスを見に行ったことがあるのですが、その時に見たコントーションが印象的でした。『愛』がテーマで面とつけた男性と女性のふたりの芸人が抱き合っているうちに粘土の面がくっついていってしまうみたいな内容だったかな?身体のラインが見えるぴったりとした衣装で女性の美しさ、男性の逞しさ、そういったものを演出しながら軟体芸を見せるわけです。鳴海としろがねの演目、なんてものを考えるとついそのコントーションを連想してしまうんですよね。



鳴海としろがねには露出の多い衣装でまるで夜の生活を営んでいるかのような、官能的でいやっらしい演目を是非やっていただきたい(笑)。PTAから苦情が出て上演中止になっちゃうくらいの濃いィのを是非!
PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索

Template "simple02" by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]